「なんでも鑑定団」にて2500万円の値打ちがついた「曜変天目(ようへんてんもく)茶碗」の贋作疑惑ですが、中国人が作ったと名乗り上げました。

 

そんな、曜変天目の贋作疑惑の経緯とは?

また、本当に中国人が作ったのでしょうか?

 

ということで今回は、曜変天目の贋作疑惑の経緯と、中国人が作ったのは本当なのか調査したいと思います。


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国宝の曜変天目茶碗は中国人レプリカ?鑑定団から贋作疑惑の流れは?

2016年12月放送の「開運!なんでも鑑定団」に世界に3点しかないとされる「曜変天目茶碗」とみられる陶器が登場し、2500万円の鑑定額となり話題になりました。

曜変天目茶碗 鑑定団
(画像引用元:http://puyoman.com

 

しかし、長年曜変天目の再現に人生をかけてきた九代目長江惣吉さんが異を唱え、贋作疑惑と話題になったのでした。

「中国の建窯で作られているお土産品レベルの曜変の紛い物だったからです。」

「きっと何かの冗談だと思いました。『今日はエイプリルフールじゃないけれど?』」

「鑑定されて絶句しました。」

「『あの紛い物のどこが曜変だ!』と。日本の恥です。本当に恥ずかしいことです。」

 

「曜変天目茶碗」は“曜変”とは“光り輝き、変幻する”を意味を表し、表面を覆うガラスの部分は天然材料が使用され、焼き方によって色合いが変化し、ブラックオパールのように鮮やかな光彩を放ちます。

 

そんな表面を覆うガラスの部分はヨーロッパで18世紀以降に開発された「スピネル顔料」を塗りつけて発色させたものだとYouTubeにて見解を発表しました。

 

この意見に「実物を見ていないのに鑑定できるか」と反論されましたが、映像を見ただけで偽物と判断でき、非常にレベルの低い「紛い物」で曜変とは全く違うと意見します。

 

確かに長年、親子二代に渡って曜変天目茶碗の再現に人生をかけ、徹底的に見てきた長江惣吉さんですから説得力もあり、この問題は大きくなっていきました。

「曜変茶碗」を分析!化学顔料ほぼ検出されず?

「曜変天目茶碗」が偽物か本物なのか論争がおこったため、奈良大が成分分析を行いました。

曜変天目 中国
(画像引用元:http://www.topics.or.jp

結果は18世紀以降に開発された化学顔料はほぼ検出されなかったことが、2017年2月27日に分かり、偽物とは断定できなくなりました

 

しかし、長江惣吉さんは正確な分析に欠かせない器の洗浄が行われていない、分析方法に疑念もあり、本物かは分からないと意見を曲げていません。

 

そのため、まだまだこの曜変天目茶碗が本物か偽物かの論争は続くようです…

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中国人が曜変天目を作ったと名乗り上げる

しばらく音沙汰なかった曜変天目贋作疑惑ですが、2018年1月17日放送の「ビビット」にて、中国人が作ったと名乗りを上げたことを放送しました。

「骨董品のレプリカです。私が作ったもので間違いないです。およそ1400円で販売していました」

問題の曜変天目茶碗を作ったと名乗り上げたのは、、中国の陶芸家・李欣紅さん(61)で、1400円で販売したとインタビューを受けました。

曜変天目 中国
(画像引用元:http://livedoor.4.blogimg.jp

これが事実だとすれば、なんでも鑑定団のミスとなり、問題となりますが、そもそも名乗り上げた中国人も怪しいという意見もあります。

 

実際に18世紀以降に開発された化学顔料はほぼ検出されなかった事が解明されていますが、その中国人がレプリカでわざわざ18世紀以降に開発された化学顔料を使わないのは考えづらいです…

国宝の曜変天目茶碗は中国人レプリカは嘘臭い!鑑定団から贋作疑惑まだまだ分からん…

なんでも鑑定団で鑑定された曜変天目茶碗を作ったと中国人が名乗り上げましたが、これもかなり怪しくて信憑性は薄いと思います。

 

確かに中国は日本のレプリカ・コピー商品を作ることをありますが、大抵は劣化コピーであり、わざわざ18世紀以降に開発された化学顔料を使わない精巧なコピー商品で安く売らないと思います。

 

そのため、まだまだ曜変天目の贋作疑惑の真相は分からず、いったい、いつになれば分かることやら…

 

せばな~