防衛日本タイ記録のかかる山中慎介さんは敗れましたが、その時に早いタオル投入をしたのは大和心さんというトレーナーの方でした。

 

実は普段ならタオルを投入するかを聞いてくる大和心さんですが、この時は間髪入れずにタオル投入をしたのです。

 

いったい、なぜ間髪入れずに大和心トレーナーはタオルを投入したのでしょうか?

 

ということで今回は、大和心さんがなぜ早くタオルを投入したのか調査したいと思います。


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大和心 プロフィール

大和心 タオル
(画像引用元:http://m.sponichi.co.jp

生年月日    1975年7月9日
出身地     神奈川県横須賀市
階級      スーパーバンタム級

 

元プロボクサーの実父の影響で小学5年から横須賀ボクシングジムに通い、学生時代は1993年全日本高校フライ級6位、関東大会優勝と輝かしい経歴を持っています。

 

それから高校の6年先輩葛西裕一に憧れ、葛西の属する帝拳から1994年6月スーパーフライ級でプロデビューします。

 

そして東日本新人王準決勝で協栄ジムの佐藤晃に判定負けを喫しますが、1995年B級ボクサー賞金トーナメントでバンタム級優勝、1996年A級ボクサー賞金トーナメントバンタム級で優勝しています。

 

1998年1月27日には日本バンタム級王座を獲得しましたが、1999年1月東洋太平洋バンタム級チャンピオンジェス・マーカにダウンを奪われ判定負けしています。

 

2000年2月19日東洋太平洋スーパーバンタム級王座を獲得しWBC世界スーパーバンタム級10位ランクインします。

 

ところが、同年6月17日初防衛に失敗し、10月同王座再挑戦で返り咲きもならず2001年に現役を引退します。

 

2006年からは帝拳ボクシングジムでトレーナーを務め、初めて担当した山中慎介選手を世界タイトルに導いています。

 

他にも松田直樹、辻昌建、尾川堅一等とタイトルを獲得する選手を指導しており、トレーナーとして活動していました。

トレーナー大和心が山中慎介に早いタオル投入理由は?

山中慎介対ネリ戦では、大和心トレーナーが早すぎるタオル投入と批判されました。

 

「いつもならタオルを投入するかを聞いてくるのに、それをしなかった。意識も飛んでないし、あそこをしのいで後半にKOする、というのが狙いだった。最悪の判断」

それだけでなく、帝拳ジムの本田会長はこの判断に激怒しており、普段は聞いてくる大和心さんが間髪入れずにタオル投入をしていたのです。

 

しかし、この大和心さんの判断を聞かずに早くタオル投入したのは、故・辻昌建のトレーナーで悲劇を起こさないための判断だったのです。

大和心はトレーナーとして辻昌建を亡くしていた…

実は大和心さんはボクシング・辻昌建選手のトレーナーとして死を間近で体験していました。

 

事件は2009年3月21日の日本ミニマム級王座決定戦で、辻昌建選手と金光佑治選手が対決して激しい打ち合いとなり、辻昌建選手のKO負けとなりました。

大和心 タオル
(画像引用元:http://blog-imgs-30.fc2.com

この直後に辻昌建選手は意識不明となり救急搬送され、急性硬膜下血腫で意識が戻らないまま、試合3日後に病院で死去したのです。

 

それだけでなく、対戦相手である金光佑治選手も同じく硬膜下血腫の診断により引退を余儀なくされたのです。

 

そしてこの試合は後に、レフェリングや大和心トレーナーも含む管理側に問題があったとして批判されているのです。

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大和心の早いタオル投入は辻昌建の悲劇を起こさないために

早いタオル投入と言われていますが、辻昌建選手の悲劇を繰り返さないために、優しいと言われている大和心選手はタオル投入をしたのです。

 

そして、激しい打ち合いで亡くなった辻昌建選手は、ネリ選手の試合でも山中慎介選手のトランクスに名前が刻まれているほどみんな思っていた方です。

大和心 タオル
(画像引用元:http://librosdelsilencio.com

そのため、会長は大和心トレーナーを非難しましたが、辻昌建選手の悲劇を繰り返さないために早いタオル投入は責められるものではないと思います。

大和心が山中慎介に早いタオルの理由は故・辻昌建のトレーナーだからこそ!

大和心さんは早すぎるタオル投入と言われていますが、故・辻昌建のトレーナーだからこその判断であり、悲劇を繰り返さないために責めることは出来ないと思います。

 

確かにチャンスはあったと批判の声も多くありますが、死んだりその後の後遺症のことを考えればしょうがないです。

 

そしてこういった優しい大和心さんだからこそ、トレーナーとして優秀で山中慎介選手を導いてきたのかと思います。