奈良県天理市の村八分で話題になっていますが、「とくダネ!」がインタビューを受けた別の男性の移住者差別も酷いと話題になりました。
そんな奈良県天理市は移住者の人々にどんな仕打ちをしてきたのでしょうか?
ということで今回は、奈良県天理市の様々な移住者差別を紹介したいと思います。
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奈良県天理市の移住者差別まとめ!村八分以上のイジメで酷い!
奈良県天理市が村八分で訴えられる!
一定の地域に居住する住民が結束して交際を絶つ「村八分」が行われたのは奈良天理市で、地域に転入してきた夫婦でした。
夫婦は1992年に転入してきたのですが、自治会費にあたる協議費を払っているにも関わらず、全く孤立した状況に置かれ続け村八分。
そのため、2017年に弁護士会に対して人権救済を申し立てました。
その後、2018年8月27日には自治会の構成員となる資格について、地元神社の氏子に限定しているのは「不合理な差別的取扱いで人権侵害にあたる」として、奈良県弁護士会が天理市内の自治会に対して是正勧告を出したのです。
奈良天理市の移住者差別・村八分の内容は?
転入してきた夫婦のケース
葬儀等も来ずで村九分?
自治会はお金を払っている夫妻が集会や神社の祭りなどに参加することを認めず、市の広報誌や回覧板も届けなかったのです。
それどころか、2013年に夫妻の母が亡くなり自宅で営んだ葬儀には、自治会の役員をはじめ周囲の住民が来ることもなかったのです。
そのため、村八分でも葬式の世話と火事の消火活動でも行われるのに、葬儀すらこないとは「村八分以上で村九分」と言われるほど批判されています。
協議費を返還せずにバックレる?
勧告書によると、自治費にあたる協議費の年間1万3500円を自治会に払い続けたにも関わらず村八分と孤立させられました。
そのため、既に払い済みである協議費の返還と慰謝料の支払いを求めたが拒んだため、護士会に対して人権救済を申し立てたのです。
そして、弁護士は自治会の活動資金となる協議費を徴収しながら、自治会への加入資格を限定する扱いは「正当な理由に基づかず、信義則違反」等と差別・人権問題だと指摘したのです。
夫婦の移住者差別の反応
「まだ東京で消耗してるの?」というフレーズもあるけど、こういう記事見ると田舎の方がよほど消耗するんじゃないかという気がする。
恐ろしすぎる村八分…全くの孤立状態、葬儀にも来てもらえず 奈良県内自治会に「是正勧告」|弁護士ドットコムニュース https://t.co/4OnYrxqArp
— 弁護士大西洋一 (@o2441) September 22, 2018
村八分の八分って確か火事と葬式は協力するから八分…みたいなの聞いたことある気がするんだけど、これ葬式すら放棄してるから村八分よりヤバじゃん
— 幸村メンディー (@sugasgas) September 22, 2018
村八分の残り二分は「水」と「葬儀」だそうです。だから葬儀にも来ないのなら村九分でもっと酷いね。 https://t.co/mXgaFZQt2N
— レレレのレ (@tf6446) September 22, 2018
え?!今の時代に村八分?!
2018年だよ?いつの時代だよやばすきでしょ。記事読んでてイライラした。
— 甄姫みたいになりたい (@gokaruwaaai) September 22, 2018
葬儀に来てもらえないなら村八分超えて村九分じゃんやば
— ポイズン青山@秋例そ10b (@west_kono) September 22, 2018
それもう十部なんだよなぁ…(村八分でも火事と葬式には来る
— すぺっきお@フラグ選手 (@horsaholics) September 22, 2018
村八分というより村十分ですね(笑)
— よっこん (@yokotayokoyoko) September 22, 2018
「村八分を受けて葬儀にも来てもらえない」というニュースを見た。ツッコむところは皆同じだと思うけど、八分じゃないじゃん……
— のおん/known (@knownum) September 22, 2018
45歳で天理市に移住した男性のケース
自治会参加を拒否で陰口
被害を受けた夫婦のように男性も「村入りは許さない 行事にも参加させない」と当たり前のように村八分で自治会に参加させません。
それだけでなく、「村の財産を狙っている」と明らかに嘘で頭の悪そうな噂を流し、陰口を言われていました。
(画像引用元:http://imgcc.naver.jp)
このように移住者差別は天理市では歓迎会のように行われているようです。
電線やゴミ捨て利用禁止と隔離
さらに何の権利があってか、町内の電線を自宅に引くことやゴミ捨て場の利用も禁止されたのです。
(画像引用元:http://imgcc.naver.jp)
そのため、現在もこの男性は隣町の電線やゴミ捨て場を使わざる得ない移住者差別を受けているのです。
豆腐屋に移住者とバレておからを投げられる
今度は豆腐屋に男性は移住者差別でおからを投げられ、売ってくれなくなります。
(画像引用元:http://imgcc.naver.jp)
男性は開口一番で移住者差別を受けましたが、地元で買い物をすれば関係もよくなるのではと、地元の豆腐屋で買い物をしていました。
ところが数回買い物をした豆腐屋に素性を聞かれて移住者と知ると態度が一変し、「あんたらには売られへん」と言っておからを投げたのです。
(画像引用元:http://imgcc.naver.jp)
それだけでなく、ごひいきにしていたのに、豆腐屋は「村の人達はあんたらのこと嫌がってる」と、その時にはっきりと言われたのです。
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男性の移住者差別の反応
とくダネでやってる 奈良県天理市の移住者差別胸糞悪い。インタビューを受ける移住者、ハキハキしていて家もセンス良くて 嫌われる要素なんてないのに
— みかちゃん (@mikachan_ch) September 25, 2018
とくダネ!で移住者差別が話題になったみたいだけど、我が家も同じ町の中で山奥に引っ越したら差別にあった。
ただ、土地を売ってくれたおばあさんが良い人で地主さんだったこと、高齢者ばっかりで自治会がまわらなくなったこと、父が自治会長をしたことで今は普通。状況がすごく似てる!— トントントン (@mimisanmo) September 25, 2018
雑誌の理想な田舎特集に出てるけど、見るたびにモヤモヤしてた。
大人が陰口、嫌がらせをしていると子供もマネするんだよね。
いじめられた方は覚えてるんだよ。
集落の様々な決まりが、この時代に!?と思うこと多いんだよね。
しかも悪い方向に…
とても悲しいことだと思う!— トントントン (@mimisanmo) September 25, 2018
天理市の移住者差別、いい大人が「いじめ」やな。そんな人らも子供や孫おったりしてるんやろうなぁ #とくダネ
— まみまみ@深夜族 (@mamimami_dayo) September 25, 2018
奈良天理市が移住者差別・村八分を認める墓穴を掘る
そんな差別だと言われた自治会側は「夫妻だけを特定して差別しているわけではない」と反論し、他の世帯も差別していると墓穴を掘ります。
地域には235世帯あるそうですが、自治会に所属しているのは「昔から地域に住んでいて神社の氏子である世帯」の52世帯で、他の183世帯は自治会の構成員として認めていない差別をしていたのです。
案の定この反論は逆に差別と認めた証言となり、弁護士からは加入資格を限定していること自体が「許されない差別的取扱い」とし、長年にわたる慣例であったとしても「不合理な差別的取扱いで人権侵害にあたる」と指摘されます。
ちなみに氏子とは、その土地の氏神におまつりをする人のことで、長年奈良天理市にいた人のみが自治会の構成員と認める時代錯誤な差別をしていたのです。
村八分・移住者差別の奈良天理市の場所は?
奈良天理市の場所は以下となっています。
奈良天理市は「日本一の宗教都市」と言われており、信仰が強い地域のようです。
そんな信仰が強いため、昔からいた氏子は敬られ、新参者は自治会の構成員として認めていない差別をしていたのでしょうか…
奈良県天理市の移住者差別!村八分を超えて陰湿なイジメに過疎化待ったなし!
奈良天理市の移住者差別ですが、本当に移住してきた人にイジメをする陰湿な行為が横行していたようです。
しかし、こんなことをしていれば新しく入ってくる人はいなく、どんどん若者は出ていき、過疎化するという自分で首を締める事態をなると思うのですが…
しかも、今回の特ダネの報道されたことで「天理市は移住者差別で村八分」と印象は最悪で、正直誰も移住したくないでしょう…
ただ、天理市は態度から見て移住者を受け入れたくないので、この最悪の印象なら移住者は来なくなるので、天理市の地元の人にとっては良いのかもしれませんね。
果たして天理市はこのままの考えで移住者差別を続けてしまうのか、ちゃんと反省して受け入れる、人間としてあたりまえの寛容さを持ってもらいたいです。
せばな~