2016年11月17日放送の「所さん!大変ですよ」では「大追跡 謎の“和牛ロンダリング”!?」と題して和牛の輸出先の謎に迫るようです。

 

実は和牛の最大輸出先はカンボジアと生産者側も謎と思っていたとのこと。

 

これには深いわけがあり、「和牛ロンダリング」という事案が発生しているようです。

 

ということで今回は、

なぜカンボジアが和牛の最大輸出先なの?

和牛ロンダリングとは一体?

気になりましたので、調べて紹介したいと思います。


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和牛ロンダリング実態!カンボジアが輸出先最大なのは中国で牛を手に入れるため!

現在カンボジアでは日本産冷凍牛肉が年間250トンも輸出されおり、輸出相手先としてはトップのシェアを誇っています。

和牛 カンボジア
(画像引用元:http://syokuhou.blog.jp/tag/牛肉)

しかし、和牛どころか普通の牛肉ですらほとんどカンボジアでは見つかりませんでした。

 

その実態はカンボジアに輸出された和牛は、あらゆる手を使って最終的に中国に向かっているようです。

 

中国では日本で発生した牛海綿状脳症(BSE)の影響を受けて、2001年から日本産牛肉の輸入を禁止していました。
そのため、現在も中国では正規に輸入された和牛にありつけないはずですが、富裕層では和牛が人気で売れるとのことでカンボジアを介して中国に密輸されていたようです。

 

実際に2013年10月に日本産牛肉をカンボジアに輸出し、タイとラオスを経由して、「果物」や「ハム」等のの名目で、上海に搬入して97トンを中国で販売していたとして押収された事件が発生した事がありました。

前まではベトナムが和牛の輸出相手先として最大!しかし現地では…

実は2007~2009年の間は日本からの冷凍牛肉輸出先としてはベトナムが断トツで、シェアは9割を超えているほどでした。

 

にも関わらず、日本からの冷凍牛肉輸出先としてトップシェアを誇っていた時も、ベトナム現地では日本の肉を見たことがないと言っております。

 

そのためこの時から、ベトナムを介して他の国へ流されていたようです。

 

そして、日本で発生した口蹄疫の影響で2010年4月にベトナム政府が日本からの牛肉輸入を停止してことで、輸出相手先のランキングから姿を消したことで、代わりとしてカンボジアが名乗りを挙げました。

 

しかもなぜか一度も3位以内に入ったことが無かったラオスが和牛輸出相手先として2位となり謎を呼びました。

 

これはベトナムのルートが使えなくなり、今度はカンボジアとラオスのルートが出来たのではないかと推測されています。

 

そうでなければ、いきなりラオス、カンボジアと二カ国も急に和牛輸出相手先として、ランキング上位になるのはおかしいですからね。

 

現在は2014年3月27日に、39の日本側牛豚肉輸出施設の登録を承認して日本産の牛肉・豚肉・牛および豚の内臓のベトナムへの輸入を解禁しました。

 

そのため、またベトナムのルートが使えるようになり、和牛の輸出相手先としてトップに返り咲く可能性が出てきました。

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需要のある和牛の輸出

和牛ロンダリングと言われていますが、日本側としては密輸ではなく正規ルートであれば、どんどん日本の高級和牛は売りたいと意欲的でした。

和牛 輸出
(画像引用元:http://www.rafu.com/2014/02/和牛やコメ、地酒など紹介:達増知事「輸出に力/)

実は国内の食肉生産量のうち輸出に回っているのは2012年では0.2%、2014年と0.4%弱とほとんど輸出していないのです。

 

日本で消費するのはいいことですが、やはり海外では高級として富裕層に高値で売れるほうが利益が出ます。

 

日本からの牛肉輸出額は2012年は約50億円ほどでしたが、農水省がまとめた品目別輸出戦略では牛肉輸出額を2020年に250億円と5倍まで伸ばそうと企んでいます。

 

そういった事を考えても和牛の輸出はまだまだ伸びる可能性が大きいので、密輸ではなく正規ルートでバンバン売りだしたいようです。



和牛ロンダリングでカンボジアを介して中国に密輸は困るが輸出はしてもらいたい

和牛ロンダリングと言われて、カンボジア経由で中国等の富裕層の胃袋に向かっていた和牛。

 

和牛がそれだけ海外に需要がある証明ができたのは良いことですが、なんとか密輸ではなく正規ルートで堂々と売り上げていきたいですね。

 

ただ、中国のルールにより中々難しいところですが、なんとか政府も重い腰をあげて、もっと日本と中国両国が堂々と稼げるように整備してもらいたいです。

 

せばな~