2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックですが、ボート、カヌー・スプリント会場となる場所が混迷となっています。

 

元々は東京の「海の森水上競技場」となる予定でしたが様々な問題が発生し、ボート場を変更した方がいいのではないかと言われています。

 

東京五輪のボート場にはどんな問題があるのでしょうか?

 

ということで今回は、

海の森水上競技場とは?

何が問題となっているの?

気になりましたので、調べて紹介したいと思います。

スポンサーリンク

東京五輪ボート場は海の森?予算が4倍?競技に適さない?オリンピック会場として問題?

「海の森水上競技場」は東京湾のお台場の先に浮かんでいる人工島で、「選手村から8㎞圏内に競技施設を用意」という東京五輪の理念の基から新たに作られたボート場として建設される予定です。

 

また、前回1964年の東京五輪で使われていた埼玉県にある「戸田ボートコース」というのはありますが、現在の国際会場の規格にあっていないためもあり、「海の森水上競技場」を建設するに至ったようです。

 

しかしこの海の森水上競技場は色んな問題が発生しており、多くの批判が続出しているようです。

削減しても予算が予定より4倍?

「海の森水上競技場」はオリンピックを東京にと立候補した時の本体工費69億円と予算を設定していました。

 

しかし実際には周辺の工事・撤去作業や物価の高くなったりといろんなものに工費がかかり、1038億円と立候補した時の15倍もの予算と膨らんでしまいました。

さすがにこれでは高すぎるということで2014年11月に491億円に見直されましたが、それでも7倍。

 

そのため再度2016年10月18日に300億円前後に出来ると見直ししましたが、これでもまだ立候補した時より4倍以上の予算がかかっており、東京都の負担がかかっています。

 

なぜここまで膨らんだかというと、東京五輪ではオリンピック史上初の海がボート場となることで、通常は自然に影響されない湖沼や川がボート場となります。

 

そのため自然環境に影響されないように、いろんな工事が必要で、お金がかかるとのことです。

自然環境に影響される!会場として適さないボート場?

先ほど言った通り、東京五輪でオリンピック史上初の海がボート場となりますが、その環境がボート場として適さないと指摘されています。

 

「海の森水上競技場」は風・波が強く、水上でバランスをとらなけらばならないボートやカヌー競技では影響を受けて致命的。

 

海水による塩分がボートや周辺機器に影響を及すだけでなく、単純に漕ぎにくくなるという指摘もされています。

 

また海の森水上競技場が羽田空港の飛行機の航路直下になるので騒がしく、競技者にとって集中できないのではないかともいわれています。

スポンサーリンク

五輪後にだれも使う気がない?

ボート場として作ったのはいいが、五輪後に有効活用されなければ負の遺産として残ってしまうので、その後の活用法が注目されます。

 

活用としてはやはりボート競技者が使ってくれることを望んでいます。

 

しかし調査によると、都内付近で練習する大学・社会人のボートチーム、都カヌー協会に加盟するチームの8割は五輪後に拠点を海の森に移すつもりはないと回答しています。

 

また既存のカヌー、ボートの大会をこれから海の森水上競技場で開催する予定ですが、その場合いままで使っていた会場から大会会場を奪う形となってしまい問題にもなっています。

 

維持費も先ほどいった通り、海のため初期投資だけでいろんな工費がかかるので、維持費も馬鹿にならない。

 

そのため、最も重要である五輪後の計画がとても先行き不安となる形となっています。

海の森水上競技場を東京五輪ボート会場に出来る?予算・環境に適さないとオリンピック先行き不安?

実際に取り組んでみたら様々な問題が起きてしまった、海の森水上競技場。

 

自然環境的にも適さず、それを熟知しているカヌー・ボートチームが海の森水上競技場に拠点を移さないのも頷けます。

 

また削減に削減を重ねても、立候補した時の4倍もかかっておりやはりお金を払う都民に取っては疑問の残る結果となっているでしょう。

 

このまま海の森水上競技場にするとしても、まずはお金を払う都民に納得いくような課題解決の説明をしてもらいたいです。

 

せばな~