2017年2月25日放送の「世界ふしぎ発見!」では「日本×イタリア 屋根が繋ぐ世界遺産」と題して白川郷とアルベロベッロのトゥルッリの共通点を紹介します。

 

同じような屋根の形で、ともに世界遺産に認定されていますが、他にも共通点があったのです。

 

そんな白川郷とアルベロベッロのトゥルッリの共通点とは?

そもそも白川郷とアルベロベッロのトゥルッリって何?

 

ということで今回は、白川郷とアルベロベッロのトゥルッリの共通点を紹介していきます。


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白川郷とトゥルッリの共通点?白川村とアルベロベッロ市が交流?

白川郷の集落は合掌造りの屋根、アルベロベッロのトゥルッリも同様に石積みの屋根でとんがっている屋根が特徴的です。


(画像引用元:http://labaq.com,http://minorijp.up.seesaa.net

実はそれだけでなく、どちらも保温性に優れた家造りなのです。

 

白川郷の合掌造りは屋根に当たる日照量を調節して夏涼しく、冬は保温される作りとなっています。

 

対してトゥルッリは分厚い壁が特徴的で外からの紫外線を防ぎ、外気を閉め出して部屋の温度を保温する作りとなっています。

白川村とアルベロベッロ市が姉妹友好提携を締結!

白川村とアルベロベッロ市では同じような世界遺産を持つものとして、2005年3月3日に姉妹友好提携を締結しています。

白川郷 アルベロベッロ
(画像引用元:http://shirakawa-go.org

きっかけは2001年10月にアルベロベッロの市民(画家)が、市長の親書を持って、白川村長を表敬訪問したことから始まりました。

 

同じ世界遺産登録以後、観光客が急激に増えて観光地化による人々の生活や景観問題等との悩みを持つものとして、姉妹提携し交流することでお互いに学び両地域の発展に繋がることで結びました。

 

そして白川村とアルベロベッロ市は今後の両地域の発展に繋がるために交流を続けているようです。

白川郷の合掌造りとは?

合掌造りは日本の住宅建築様式の一つで白川郷と五箇山の集落ある家屋で、45度から60度まで傾いている屋根が特徴的です。

 

この急勾配な屋根により、大変な雪下ろしの作業を軽減し、多雨地帯として水はけも考慮されています。

 

また江戸時代の養蚕業が活発化している時に、広い屋根の空間が養蚕の棚として使い勝手がよかったのです。

白川郷 アルベロベッロ
(画像引用元:http://shirakawa-go.org

合掌造りの屋根は茅葺屋根ですので、30年から40年に一度葺き替え作業をしなければなりません。

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アルベロベッロのトゥルッリとは?

アルベロベッロのトゥルッリはこの土地にあった石灰岩を使い、漆喰で仕上げた円筒形・長方形の家の上に、とんがった屋根が特徴的です。

 

ちなみにトゥルッロは「部屋」を意味し、トゥルッリはトゥルッロの複数形という意味となっています。

 

トゥルッリが建てられた15世紀末は、当時のナポリ王は屋根の数に応じて税金を徴収するよう伯爵に命じていました。

 

そこで伯爵は税金逃れのために、家の数を少なくごまかし、すぐに壊せる屋根を造らせたため、このようなとんがった屋根が特徴的な家造りとなりました。

 

またすぐ壊せるように接着剤等は使われおらず、石灰岩を積み上げているだけです。

白川郷 トゥルッリ
(画像引用元:http://getnews.jp

税金逃れのために作られたトゥルッリですが、その白い家と連なり、青い空と調和して美しい街となっています。

 

そして1996年にこの地方の伝統家屋群が対象として世界遺産に登録されました。

 

このトゥルッリも20年から30年に一度屋根の修復が必要で、規模にもよりますが約60万円の費用がかかります。

 

更に壁はモルタルを塗っており、色あせが早いため、年1回塗らなければならないと維持・修復に結構手間がかかるようです。

白川郷(白川村)とアルベロベッロのトゥルッリは姉妹友好で仲良し!

同じ尖った屋根で世界遺産に登録され、その機能も似ていると様々な共通点をもつ白川郷とトゥルッリ。

しかし、作られた背景は、その時代の流れによって変わっていたりと面白いですね!

今後も姉妹友好として交流を深めあい、さらなる発展をしてください!

せばな~