12月22日午前10時半に発生して延焼時間は30時間にも及んだ大火災。

 

大火災は約4万平方メートルが焼け、約150棟の家屋が焼失して大規模な被害を受けました。

 

そしてその「大火」の火事がJR糸魚川駅から徒歩5分ほどの小さな中華料理店「上海軒」というところでした。

 

これだけの火災だと被害額も半端ないと思いますが、こういった場合は日本は損害賠償を取れるのでしょうか?

 

ということで今回は糸魚川市の火事元である上海軒について、損害賠償等はとれるのか調査してみました。


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糸魚川市火事元の中華料理店上海軒に損害賠償は数十億でラーメン屋で払える?

中華料理「上海軒」は「中華そば」が名物で「美味しい」という人もいれば「しょっぱい」「店内が汚い」と評価は二分しているようです。

糸魚川市火事で火災元の中華料理店の口コミや評判は?ラーメン上海軒?

そんな上海軒は店主が高齢でなんとか息子が存続させたかったらしいです。

 

しかし今回の火事により、1650年創業で県内最古の「加賀の井酒造」の酒蔵が焼け、約200年の歴史を誇る老舗割烹「鶴来家」も全焼と老舗を始め、約150棟の家屋が焼失。

 

建築業界関係者によると、被害額は数十億に上ると言われており、とても町の中華料理店で払える額ではないようです。

損害賠償請求は「失火法」か「重過失」できまる

「失火法」で中華料理店「上海軒」は逃れられる?

日本では伝統的に木造家屋が多く、そのため火事で隣に移りやすいことを考慮した「失火法」という法律があります。

糸魚川市 火事
(画像引用元:http://blog.kobac.co.jp/hoken/850)

これは火元になった当事者を守る法律で、過失で別の建物が火事になったとしても、建物の所有者は失火者の賠償責任を問えません。

 

そのためこの失火法にあたるのであれば、数十億の損害賠償は免れるのです。

「重過失」で中華料理店「上海軒」は逃れられる?

「失火法」のより損害賠償を免れることもできますが、逆に「重過失」として損害賠償を求められる場合もあります。

 

「重過失」はわずかな注意さえすれば事故が起きなかった、見過ごした状態であれば適用される法律です。

糸魚川市 火事
(画像引用元:http://store-securityhouse.net/searches_to_purpose/s_stp_fire.html)

実際に「天ぷらを揚げたまま放置」「コンロの火をつけたまま寝た」といったケースが「重過失」として損害賠償を請求されたこともあります。

 

今回上海軒の亭主は「鍋を火にかけたまま店を出て、戻ったら炎が上がっていた」ということであり、ケースを考えると損害賠償を請求されるのはありえない話ではないようです。

 

しかし弁護士によると「重過失」は、ほぼ故意に近い行いでかなり稀なケースなので、上海軒は故意ではないので「重過失」にあたらないようです。

 

ただ、「重過失」になったとしても数十億の損害賠償を払えるとは思いませんが…

家屋の再建は個人でやるのか市でやるのか?

「重過失」は極めて稀なケースなので、やはり個人で建物を再建しないといけないようです。

糸魚川市 火事
(画像引用元:http://www.jiji.com/jc/d4?p=ngf122&d=d4_as)

しかしそうなると火災保険に入っていなければ、かなり不味いことになりますね。

 

そのため市役所では被災証明書の発行や、住宅相談、企業支援の相談などを受け付けて対応しています。

 

また、焼け跡の処分は個人でやるのか市でやってくれるのか、家を再建する依然の問題が抱えており、今後その負担をどうすればいいいか混迷しているようです。

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糸魚川市火災で火事元の中華料理店上海軒に損害賠償はない?ラーメン屋で払えない

糸魚川市火災で火事元の中華料理店「上海軒」ですが、よほどのことがない限り損害賠償を請求されることはないでしょう。

 

しかし個人となると火災保険に入っていない人は家を建てるのに手痛い出費となり、それ以前に瓦礫の処分といろんな問題を抱えているようです。

 

未だに混迷を極めている糸魚川市ですが、無事に年を越せるのか心配です。

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