2017年1月31日放送の日本テレビ「林修の今でしょ!講座」で気になる疑問がクイズで出ていました。

 

「錠剤やカプセルの薬を水がない時はそのまま飲んで良い」

 

確かにそのまま飲めるなら飲んだもいいと思いますが、実は水で飲むのは飲みやすくするだけでなく、違う効果もあるのです!

 

ということで今回は、薬をそのまま飲んではいけない理由と合わせて、水で飲む理由と、他の飲料水で飲んでいいか調査したいと思います。


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薬をそのまま飲むのは駄目?水で飲む理由と水以外の飲み方はある?

薬をそのまま水無しで飲んでしまうと胃の中で薬が溶けにくくなり、薬の効き目が悪くなったり、病気にかかる可能性があります。


(画像引用元:https://health-to-you.jp/medicine/kusurinomiwasure6258/)

薬が食道を通過する時に食道の粘膜に直接付着して「食道炎」、粉薬等では肺に入って「肺炎」を起こす可能性があります。

 

特にお年寄りは、胃の活動が衰えているので、そのまま飲むと薬が一箇所に集まって胃に炎症ができる「胃潰瘍」になる場合があります。

薬を水で飲む理由は?飲む量は?

水で飲むことは、飲みやすくするだけでなく、胃の中で薬が水に溶けて吸収しやすくするために飲みます。

薬 水で飲む理由
(画像引用元:http://www.biranger.jp/archives/105945)

また水を飲むことで、胃の粘膜の保護して傷つかない効果や、胃を刺激して活発させて、薬を早く小腸へ移動させる効果もあります。

 

基本的には水の量が多いほど薬は溶けやすくなりますが、飲みすぎると小腸へ薬が移動するのが遅れる場合もあります。

 

そのため、病気等で水分を制限されているとき以外は、コップ1杯(150~180mL)程度が好ましいです。

水以外の飲み方は?

基本的には水以外でお薬を飲むのは避けてください。

コーヒー、コーラ、ジュース、スポーツ飲料、アルコール等でお薬を飲むと、薬の吸収に影響したり、思わぬ副作用を起こす可能性があります。

 

特にアルコールと一緒に睡眠薬や風邪薬等を飲むと、「めまい」や「ふらつき」と副作用が起きるので大変危険です。

 

また薬を飲んだ後に、薬が残っている場合があるので数日間はアルコールを摂取するのは控えたほうが良いです。

ぬるま湯で飲む

水以外ならぬるま湯で飲むのも、水同様の効果ですので問題ありません。

 

ただし、あまり熱いお湯で飲むと、消化酵素剤や消炎酵素剤等のタンパク質で出来ている薬だと分解してしまう可能性があります。

 

また熱いお湯だと単純にごくごく飲むことが出来ないので、ぬるま湯程度で薬と一緒に飲んでください。

牛乳も一部の薬は大丈夫?

鎮痛剤を飲むと胃を荒らす副作用がありますが、そんな時に胃の弱い人は牛乳と一緒に飲むと和らげてくれます。

薬 飲む 水以外
(画像引用元:http://be-body.info/citrulline-gyunyu)

「非ステロイド性消炎鎮痛薬」のインドメタシンファルネシルという薬は、血液中に移行するためには胆汁が必要ですが、その時に牛乳を一緒に飲むと吸収がよくなり、効果もよくなります。

 

ただし、抗菌剤(グリセオフルビン)と脂溶性の下剤(コーラック)抗生物質(テトラサイクリン)等は、薬の吸収を妨げる場合があります。

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鉄剤以外ならお茶でも大丈夫

貧血用の鉄剤は、お茶に含まれるタンニンが鉄とくっついて沈殿して吸収できなくなり、血を作る効果がなくなってしまいます。

薬 飲む 水以外
(画像引用元:http://josei-bigaku.jp/nomiwakeotya6559/)

しかし、普通に飲むようなお茶であれば、必要な分は吸収されるので問題ありません。

 

また近年の薬のも進化しているので、タンニンと鉄がくっつかないように工夫されているはずです。

 

それが怖い場合は、薬は通常30分内に小腸に移動して吸収されるので、薬を飲んでから1時間はお茶を飲むのを控えてください。

薬をそのまま水なし飲まずに水で飲もう!水以外は基本NGで

一部は牛乳やお茶でも飲んでもいいですが、やはり水で飲むのが一番効果があって副作用もなく安全でしょう。

 

ただどうしても飲みづらい場合は、医者に相談して飲んでもいい飲料水や、水無しで飲める薬を処方してもらったり相談するのが良いでしょう。

 

せばな~