2017年3月3日放送の日本テレビ「究極の○×クイズSHOW 超問!真実か?ウソか?」で出題される問題で、気になる問題がありました!

 

「クモの糸で弦を作ったバイオリンがある?」

 

丈夫で伸縮性のあるクモの糸ですが、バイオリンを引けるほど糸を集めた大崎先生という方がいるようです。

 

なぜそんな実験を始めたのでしょうか?

また本当にクモの糸でバイオリンを作って引けるのでしょうか?

 

ということで今回は、クモの糸で弦を作ったバイオリンがあるのか調査していきたいと思います。


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クモの糸で弦を作ったバイオリンは世界最高峰?蜘蛛糸研究のきっかけは?

40年ほど前に大学院博士課程の後、粘着紙の研究をしていた大﨑茂芳先生。

クモの糸 バイオリン
(画像引用元:http://www.otonanokagaku.net

その時に粘着の世界的な動きをまとめている過程で、粘着と関係するクモの糸も調べていたようです。

 

そんなクモの糸は、共食いのため糸の繊維産業化も無理なことから、多くの研究者が興味を抱かなかったようです。

 

同じくクモに関心のなかった大﨑茂芳先生でしたが、粘着からクモの糸の内容に変えて総説を書いてみようと思い立ったのです。

 

それからクモの糸をたくさん集めて研究をしていたようです。

クモの糸で弦を作ったバイオリン?奏でられるか大﨑茂芳先生自ら演奏!

「クモの糸束がヴァイオリンの弦に使えたら良いかもしれない?」

2009年の春頃に車の中で聴いたロシア民謡を聞いている時にふと考えた大﨑茂芳先生。

 

しかし、ヴァイオリンの弦は少なくとも70cm~100cmぐらいの長さが必要で、ぶら下がる時のクモの糸束の長さはせいぜい13cmと短いため、土台無理な考えでした。

クモの糸 弦
(画像引用元:https://www.goo.ne.jp

さらに弦を張ったり、弓を引いた時に簡単に切れるのでバイオリンには適さないと思っていました。

 

それだけでなく、大崎先生は当初、ネクタイづくりや三味線の弦を作ろうと希望にあふれていたが、打ちひしがれた経験がありました。

 

ところが、音楽そのものが極めて数理的な学問であることに興味持ち、無謀にも音楽分野に参戦してみたのです。

 

ただ中途半端な弦だとバイオリニストに怒られると思ったので、自分で引けるようにレッスンに通い、研究をしたようです。

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クモの糸で弦を作ったバイオリンは世界最高峰?

バイオリンを引けるようにレッスンに通いながら研究すること、2010年8月についに切れにくいクモの糸の弦が出来上がったのです。

 

そして2012年に世界で初めてクモの糸でできたバイオリンの弦を作り上げました。


(画像引用元:http://www.ettoday.net

バイオリンの弦1本あたりには1万5000本のクモの糸が使われ、クモは隙間のなくなった繊維集合体の糸が出来上がるオオジョロウグモを使いました。

 

更に、このクモの糸で弦を作ったバイオリンは、周波数解析では世界最高峰とされる「ストラディバリウス」の音色と比べても遜色がなく、音楽家からも高評価をもらっています。

 

更に更に、英国のBBC、米国のABCを含めて、世界25か国以上のマスコミから取材・報道があり、ネット視聴者からは「cool」と評価を頂いています。

 

それだけでなく、バイオリン生産大国のドイツやイタリアの楽器業界から「商品化できないか」との要望もくるほどでした。

クモの糸でバイオリンの弦を作った大崎先生の研究はまだまだ終わらない!

クモの糸でバイオリンの弦を作った大崎先生ですが、40年もクモの糸の研究をしていますが、まだまだ秘密が多く奥深いと研究を進めているようです。

 

始めは三味線から音楽分野に入り、いつのまにかクモの糸とバイオリンに結びついて世界的に賞賛を浴びることとなりました。

 

今後もクモの糸を研究し、普通ではありえないものをクモの糸で使えるように、驚くべき実験を見せてください!

 

せばな~