2016年11月23日放送の「池上彰のニュース2016総決算!」では、日本の大問題として認知症が取り上げられます。

 

なんと日本は”認知症大国”として、他の国に比べて認知症の患者が多い事が問題となっているようです。

 

なぜ日本は認知症大国となってしまったのでしょうか?

そもそもどれくらいの規模なのでしょうか?

 

という事で今回は、

日本の認知症人数は?どれ位他の国より多いの?

なぜに日本に認知症患者が多いの?理由は?

気になりましたので、調べて紹介したいと思います。


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日本は認知症大国!なぜ人数が多いのか理由は?

日本 認知症 多い
(画像引用元:http://0dt.org/dementia.html)

日本の認知症患者数は2012年時点で約462万人に上り、前年2011年の305万人より実際は160万人ほど多いことがわかりました。

 

他国の認知症患者数をみるとオランダは25万人、イギリスが70万人となっており、いかに日本が他国より認知症患者が多い大国であることが分かります。

 

実際に日本の認知症患者数は、OECD(経済開発協力機構)加盟諸国に比べかなり多く、世界の中でも最も多いようです。

 

また80歳以上だと3人に1人が認知症で、残りの半分も軽度の認知症となっている結果があり、それも含めると800万にもいます。

 

さらに厚労省は2015年1月に全国で認知症患者数が2025年には700万人を超えるとの推計を発表しており、更に認知症患者数は増えるようです。

 

日本では認知症患者が増えたことにより、最近は高齢者の自動車事故を始め、踏切での立ち往生、高速道路の逆走といった事故のニュースも多く報じられるようになりました。

なぜ日本に認知症が多い?

日本人が遺伝子的に認知症になりやすい?

実は認知症は遺伝でなりやすいという事実もあります。

 

認知症で最も多いとされているアルツハイマー型認知症は「ApoE4」という遺伝子を持っているという事が関係されていると言われています。

 

しかもそのApoE4を持っている人は、生活習慣の改善等と一般的に良いと言われている認知症の予防策も効きにくく、平均70歳代でアルツハイマー型認知症を発症するという事が分かりました。

 

この遺伝子がもしかしたら日本人が多いというのも理由なのかもしれません。

 

ただ、ApoE4を持っている人でも認知機能の低下を遅らせる可能性もある事が分かっており、ApoE4だからといって一般的な改善法である生活習慣病の改善は無駄ではないようです。

 

他にも遺伝的に酒に弱いタイプだと認知症発症率が1.6倍、両親共に下戸の場合は30倍でほぼ100%アルツハイマーを発症すると言われています。

 

そして酒に弱い遺伝子は東アジア人に特有と言われており、だから認知症になりやすいとも言われています。

 

ただ、これも他の東アジア人に比べて、明らかに認知症患者が多いのでこれだけが原因とは言えないようです。

日本の生活習慣病が悪い?

糖尿病や高血圧、メタボリックといった生活習慣病になると認知症になりやすいです。

 

特に糖尿病患者が認知症になる確率は2~4倍とかなり高くなってしまいます。

 

日本は欧米化に伴い食生活も代わり、忙しい仕事に追われて生活習慣もかなり不規則な方が多いです。

 

そのため、生活習慣病が掛かる人が多くなり、認知症が増えたのではないかとされています。

 

改善としてはやはり、食生活や運動不足の改善と言った一般的な改善法が有効です。

日本の認知症の診断が優れている?

日本は医療において優れており、健康診断も発達しているので日本では専門医だけでなく非専門医でも7~8割の医師が認知症を診断できるほどのレベルです。

 

例えばイギリスでは前まで認知症の診断率が1割も満たず、最近になって5割の診断率と上がっていますが、日本に比べれば診断率は低いです。

 

このように日本の診断技術が発達して、単に認知症を他の国より見つける事が出来ているから、認知症が多い国と勘違いされているとの事です。

 

ただ、そうなると世界が日本の診断技術に追いつけば、将来的には世界の認知症患者数は現在の数倍となることは容易に想像できます。

 

実際2015年8月25日に国際アルツハイマー病協会は、世界の認知症患者数は現在の約4680万人から、2030年には7470万人、2050年には1億3150万人に増加すると発表しています。

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日本に認知症の人数が多いのは医療技術が優れているから?

生活習慣病や遺伝子と言った問題もありますが、一番は日本の診断技術が高く、また診断する人が多いというのも多く関係しているようです。

 

だからといって認知症が多いのは事実ですので、認知症にならないように一般的な生活習慣病の改善を行うことが大切です。

 

みなさんも、日本では今のところ認知症が多い国と自覚して、一人一人が将来認知症にならないように考えてみましょう!

 

せばな~