具材の旨味や甘味が溶け出しおいしくなる、ひと晩寝かせたカレーは美味しいとされていますが、実は食中毒になる危険性があります。

 

実際にそういった事例が起きており、なぜ食中毒を起こしてしまうのでしょうか?

またどうやってひと晩寝かせたカレーで食中毒を起こさないように保存すればいいのでしょうか?

 

ということで今回は、

ひと晩寝かせたカレーでなぜ食中毒が起きるの?

食中毒を起こさないための保存方法は?

気になりましたので、調べて紹介したいと思います。


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ウェルシュ菌とは?ひと晩寝かせたカレーで食中毒と注意!保存方法は?

ひと晩寝かせたカレーには 食中毒を引き起こす「ウェルシュ菌」が発生する恐れがあり、注意が必要です。

ひと晩寝かせたカレー 食中毒
(画像引用元:http://na-nagaoka.jp

実際に2017年3月8日に東京・世田谷の私立幼稚園の園児67人と教職員9人の計76人がウェルシュ菌により、下痢や腹痛、嘔吐の症状を訴えました。

 

東京・世田谷の私立幼稚園では年長組を送る会」で、二つの大きな鍋を使って作り、そのままの状態で一晩常温で保存して再加熱したカレーを食べたことが原因とされています。

ウェルシュ菌とは?

ウェルシュ菌は動物の腸管内や土壌、下水などに存在する菌で、大量に体内に取り込まれると食中毒を引き起こす危険性があります。

ひと晩寝かせたカレー 食中毒
(画像引用元:http://foodpoisoning.e840.net

そんなウェルシュ菌は料理を常温で保存し、温度が約55度に下がると菌が増殖し始め、43~45度で急速に増殖します。

 

そのため、常温で保存したひと晩寝かせたカレーや、他にもゆっくり冷やして味を染み込ませる煮込み料理や、ローストビーフ等でも注意が必要です。

 

またウェルシュ菌は「芽胞(がほう)」という殻に守られて、100℃で60分煮込んでも死滅しません。

 

更に酸素のない所でも繁殖するので、密閉されても繁殖してしまいます。

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ウェルシュ菌を防ぐ保存方法は?

食中毒予防の3原則は、「菌をつけない・増やさない・やっつける」ですが、ウェルシュ菌の場合は増やさないことが大切です。

 

ウェルシュ菌は常温で菌が増えるので加熱済みでも、すぐに10℃以下の冷蔵庫に入れて保存をします。

ひと晩寝かせたカレー 食中毒
(画像引用元:http://image.rakuten.co.jp

また底の浅い容器に入れて、中心部もすぐに冷えるようにしたほうが繁殖を抑えられます。

 

それだけでなく、ウェルシュ菌は酸素を必要としない嫌気性菌であるため、よくかき混ぜて空気に触れさせることも菌を繁殖させない予防となります。

 

なお、一般家庭でウェルシュ菌による食中毒の発生事例は1%程度となっており、これだけ予防を徹していれば、よほどのことがない限り食中毒にならなそうですね。

ひと晩寝かせたカレーで食中毒「ウェルシュ菌」!大鍋で作った保存に注意!

ひと晩寝かせたカレーはウェルシュ菌により食中毒を起こす危険性がありますが、一般家庭では1%程度のですので、ありがちな菌を増やさない方法を徹すれば防げます。

 

それより、幼稚園で起きた事件の事例のように、大鍋で作って冷めにくい状態で常温でひと晩寝かせたカレーという悪い条件が整うと危険です。

 

みなさんもこの時期のイベント事で大鍋て作る場合は、あまり常温で寝かせずに早く食べるか、早めに冷やして保存することを強く進めます。

 

せばな~