2016年8月27日放送のNHK「ろうを生きる 難聴を生きる」では兵庫県にある「淡路ふくろうの郷」。

ここでは高齢者のろう者が入所されており、今回の放送では戦時中に起きたろう者への仕打ち・出来事を紹介するようです。

 

昔の場合は今のようにろう者への福祉体制もまだできていなそうですし、ろう者への偏見・差別もさぞ多かったのでしょう…

 

そんな高齢ろう者が入所されている「淡路ふくろうの郷」ですが、

淡路ふくろうの郷とは?

入所されている高齢ろう者の過去とは?

気になりましたので、調べて紹介したいと思います。

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「淡路ふくろうの郷」とは?高齢者の視覚障害が告白!昔のろう者への仕打ち!?

淡路ふくろうの郷

淡路ふくろうの郷は兵庫の聴覚障害者とそれに関係する団体が、「ひょうご高齢聴覚障害者施設建設委員会」を結成したことで設立できました。

凄いのがこの団体の結束力が強く、わずか4年余りで5億円の資金を集めて設立を達成したということです。

 

淡路ふくろうの郷は、全7ユニットで1ユニット10人の全室個室を備えた新型特別養護老人ホームとして、障害者への尊厳を考慮し、情報の保障、コミュニケーションの保障、人権を大切にした所です。

 

そんなろう者にとって安心できる場ですが、入所されているろう者はとてつもない差別や仕打ちをされていました。

「淡路ふくろうの郷」入所者の過去!昔のろう者をひどい仕打ち・差別をしていた!?

淡路ふくろうの設立当初から次々の入所者が来ましたが、入所された43人のろう者の中で29人が義務教育の排除、排除された中の11人は就学歴が全く無い状況でした。

 

あろうことか、自分の名前も書くことが出来ず、他のろう者とも関わることが出来ない環境で手話も使えない状態でした。

 

また時代の背景か、ろう者の意思を反したひどい仕打ちを受けた、強制させられたろう者もいました。

 

結婚は許されず更には、

「ツンボ(聴覚障害)やメクラ(聴覚障害)が生まれたらどうするのか」

と、差別をして脅して断種手術を強制された方もいたとのこと。

 

他にも20~70歳までの50年間、淡路ふくろうの郷に入所されるまで精神科病院で過ごしていた方という人もいます。

 

そんな辛い過去を背負ってきた方たちがこの「淡路ふくろうの郷」に入所されています。

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ろう者の憩い場「淡路ふくろうの郷」!聴覚障害高齢者の人権を大切にする場

この淡路ふくろうの郷さんが出来たことで、高齢者のろう者が辛い過去を背負い人権を奪われた人達の取り戻す場として役立っていることでしょう。

 

今もまだ、ろう者への差別的な所や福祉施設の体制が整っていない中、戦後の貧困の時代だと壮絶だったのが容易に想像ができます…

 

確かに時代の背景というのもありますが、この仕打ち・差別・強制的に隔離をされた分、淡路ふくろうの郷で人としての尊厳や、人と人との関わりの喜びを味わってもらいたいです。