前回佐川急便が荷物をイライラして荷物を叩きつけてしまった事件の記事を書きました。

佐川急便の配達員がたたきつけた荷物は?最繁忙期で投げる蹴ると激怒?

 

そこで配達員の労働が過酷ということがわかりましたが、中でも配達物でamazonが多すぎてとんでもないことになっているようです。

 

ということで今回はどれほどamazon配達物で配達員達が苦しんでいるのかまとめて紹介します。


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amazon荷物で配達員が過酷!アマゾン配達物多過ぎでクロネコヤマト業者のはヤバイ事に!

「12月に入って、3キロも痩せました」

「荷物が多くて、まとまった休憩が取れません。
12月は、お歳暮、クリスマス、おせちと1年で一番忙しい。
朝7時半から夜11時くらいまで働いています」

12月を始め、イベントごとに配達物は増えて、入社10年以上のベテランセールスドライバーでさえも、長時間の肉体労働で昼食の時間が取れないため体重が減り、疲弊しきっています。

 

この過酷な労働の背景にはネットショッピングの拡大で、宅配便の利用が増えているせいです。

amazon 配達員
(画像引用元:http://www.gizmodo.jp/2006/12/post_708.html)

2015年度の宅配便は37億4493万個で、この10年間でなんと約8億個(約27.3%)も増えているのです!

 

そんな中でamazonはトップに君臨しており、2015年のamazonの売上高は9300億円で2位のヨドバシカメラが790億円と10倍以上の差をつけるほどです。

 

そのためamazonの荷物は多くなっており、2015年度の「宅急便」取扱総数は17億3126万件で、amazon配達開始から3年で、約2億4000万件(約16.4%)も増えています。

 

そして悲鳴を体重が減ったベテランセールスドライバーは、荷物の2~3割がAmazonとなっています。

 

だから日本でamazonを配達しているヤマト運輸はもちろんのこと、海外でも配達員は悲鳴を上げています。

終わらない「再配達」と激怒の「キャンセル」

配達をする時は最初にマンションに向かい、配達物を置くことができる配達ボックスを狙います。

 

理由としては「再配達」したくないのが一番の理由です。

amazon 配達員
(画像引用元:http://blog.livedoor.jp/goldennews/archives/51983342.html)

2014年の国交省の調査では宅配便の再配達率は19.6%で再配達1回目でも約4%も残ることが分かっており、それだけ再配達が多いので、なんとか配達ボックスに置いて再配達したくないようです。

 

そんな客は帰宅してから業者に電話をかけて再配達を頼み、だから配達員は夜の仕事がいつまでたっても終わらずに、時間指定は午後9時を越えて配達を続けているようです。

 

また他にもマンションによっては、配達するのに台車禁止や、一軒毎にインターホンをならさないというルールが面倒なこともあり、宅配ボックスを狙っています。

 

そえれだけでなくamazonはキャンセルが多いので、それも面倒な事になっているようだ。

 

だからキャンセルが続けば、ブラックリスト入りしてアカウント停止になるのもしょうがないでしょう。

 

「お客様は神様」という言葉がありますが、業者の事を考えて再配達前提の時間設定や相次ぐキャンセルをする人は、そもそもそんな人はお客様ではないのですから。

コンビニ配送は天国だがしわ寄せがコンビニ店員になっただけ

相次ぐ再配達のせいでヤマト運輸の配達員は疲弊していますが、その中でコンビニ配送は配達員にとって天国のようです。

amazon 配達員
(画像引用元:http://iinegoods.com/2013/06/amazon-4.html)

コンビニだと、まとまった量を確実に受け取ってくれるので、再配達の心配も無くて安心のようです。

 

しかしコンビニのバックヤードがいっぱいになり、受け渡しに時間がかかるから「休めない」ということで、受け取る側のコンビニ店員が不満を持つようになっています。

 

そのため配達員の苦労が、ただコンビニ店員にしわ寄せがいっただけのようです…

業務効率を上げてもamazonの配達物はパンパン!

もともとは佐川急便がamazonの配達物を行っていましたが、運賃の値上げ交渉したところ撤退してヤマト運輸に変わりました。


(画像引用元:http://livedoor.4.blogimg.jp/akb48matomemory/imgs/a/6/a610be42.jpg)

佐川急便は下請け業者に代金を払う形態で届けていたため運賃の値上げを訴えましたが、ヤマトは自社ドライバーで届けているため効率を上げれば利益が出る算段でした。

 

しかし予想以上にamazonの荷物は多く、中には一年間で周りの人が10人ぐらい辞めており、体験入社で来た社員は「慌ただすぎて」辞めて新入社員が増えないとのことです。

配達員の給料が上がらない…「送料無料」の訴えで更に…

普通はamazonの荷物が多いことは、給料が増えるのでドライバーにとって良いこともあるようです。

 

しかし、ヤマトでは宅急便は1個20円ほどしか増えなく、仮に余分に50個運んでも1000円くらいしか増えずに、忙しさのわりに給料が上がった感覚がないようです。

amazon 配達員
(画像引用元:http://sumaoji.com/amazon-prime-now-sagawa-yamato-2853)

さらに「送料無料」が厳しく、米や水など重いものもネット通販で買うので運ぶのが辛く、できれば客には「送料=手間賃」ということを理解して貰いたいとのことです。

 

こういった「送料無料」ということで適正な送料(手間賃)がもらえないので、配達員の給料が上がらずにやる気がなくなって辞めていっているようです。

労働時間削減がかって苦しめている

amazon荷物の配送をしているヤマト運輸は休憩時間がない、給料が時間に見合っていないことにより、労働基準監督署からの是正勧告を受けました。

 

 

そのため、ドライバーは労働時間を短縮する取り組みをしますが、それが返ってサービス残業を増やしています。

 

労働時間はどんどん短縮されていくが、amazonの荷物は増える一方なので、労働時間外であるサービス残業をしなければ終わらない始末。

amazon 配達員
(画像引用元:http://infall24.com/amazon-onehourdelivery)

単純計算によると社員ドライバー1人当たりの宅急便の件数が年30000件以上増えているという、恐ろしい事になっているとのことです。

 

そのため主婦を2~3時間だけパート社員として客先まで届けさせる為に雇う「チーム集配」という方法で様々な効率化を図っているようです。

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海外のamazon配達員も酷い状況に?

労働時間は長くて安月給

イギリスのAmazon配達員も法定労働時間よりも長く働くだけでなく、最低レベル以下の賃金しかもらえないとのことです。

amazon 配達員
(画像引用元:http://sumaoji.com/amazon-prime-now-sagawa-yamato-2853)

本当はイギリスのAmazon配達員たちの「最低時給は12ポンド(約1620円)」「別途ボーナスなどの手当も用意」「1日の労働時間は約9時間」とい事になっているようです。

 

しかし実際に働いたらトラック代や保険料などを差し引いて時給2.59ポンド(約350円)で、2週目は4日働いて時給が4.76ポンド(約640円)、労働時間も11時間以上働いていたようです。

 

これは本来提示している時給よりも少ないばかりか、イギリスの最低時給である7.20ポンド(約970円)より下になっているようです。

「最もツラかったのは、家族に会えないことだ。
家を出るときには1歳の息子はまだ起きていないし、帰る頃にはもう就寝している。
ほんの短い間でも、これには参った。
配達員を本業としている人々が、どのように折り合いをつけているのか想像できない」

どうやら日本だけでなく、同じような悲鳴が各国で起きているようです…

休憩なしで酷いことに?

そんな過酷なイギリスのamazon配達員ですが、トイレ休憩も出来ずにバッグの中に脱糞したり、ボトルの中に放尿する人が何人もいます。

 

それだけでなく、シートベルトをしなくても警察は配達員は忙しいという暗黙の了解で止めたりしないという「配達員は配達量が凄い」というのは周知のようです。

amazon荷物で配達員が各国で過酷!アマゾン配達物多過ぎで業者は限界寸前!

日本だけでなく、海外でも悲鳴を上げているamazonの荷物。

 

これではいくら効率を上げたり、給料を上げるといっても中々難しいようですね。

 

そのため私達お客はこんな苦労をしている配達員達を考えて「自分が配達物を受け取れる時間を指定する」「配達してくれた人にあいさつする」といった本来当たり前の事をしていくのが大事なのでしょう。

佐川急便の配達員がたたきつけた荷物は?最繁忙期で投げる蹴ると激怒?

せばな~